Easy Caption Pro ドキュメント

はじめての文字起こしから仕上げの書き出しまで、アプリのあらゆる操作を目的別にわかりやすく説明します。

最新のmacOS版 2026年11月4日更新 全18章

クイックスタート

  1. Easy Caption Proを開きます。macOS 14以降が必要で、Appleシリコン搭載Macでの使用をおすすめします。IntelプロセッサのMacでは文字起こしに時間がかかるため、中(高速)を選ぶと快適です。
  2. ホーム画面に動画をドロップするか、ファイルを開くをクリックするか、ファイル>ファイルを開く…を選択します。
  3. 文字起こしの設定を選びます。
  4. すべて文字起こしをクリックします。動画の一部だけを文字起こしする場合は、範囲を選択をクリックします。
  5. 字幕エディタ、スクリプトエディタ、タイムラインで、または動画の上で直接、テキストとタイミングを修正します。
  6. プリセットからデザインを選ぶか、スタイル、アニメーション、フィルタで独自のデザインを作成します。
  7. 書き出しメニューで、書き出しのフォーマットと解像度を選びます。
  8. 字幕付きで書き出すをクリックするか、字幕のみの書き出しを選びます。

新しい動画を開くと、まずこのMacで再生できるかどうかが確認されます。再生できない場合は「このMacで再生できる動画ではありません。」という警告が表示され、プロジェクトは作成されません。再生できる動画は、すぐに動画ファイルと同じ名前のプロジェクトになります。同時に波形の生成が始まり、文字起こしの設定画面が開きます。キャンセルをクリックしても、プロジェクトは作成されます。動画が読み込まれると、プロジェクトはデフォルトのプリセットで始まり、動画に合わせてサイズが調整されます。デフォルトのプリセットを変更するには、文字起こしの設定の詳細設定タブを開き、新規プロジェクトのデフォルトのプリセットを選びます。選択するまではベーシック色変えが使われます。

ワークスペース

動画を開くと、メインウインドウには次のものが表示されます:

  • 左側の字幕エディタ:現在のセグメントを1語ずつ編集したり、スクリプトエディタを開いたりできます。
  • 中央の動画ビューア:動画と字幕をプレビューします。動画の一時停止中は、動画の上で字幕を直接ドラッグしたり、サイズを変更したり、回転したり、入力し直したりできます。上部のバーで、動画にセーフゾーンを重ねて表示できます。
  • 右側の字幕スタイル:スタイル、アニメーション、フィルタ、プリセット、スタイルレイヤーを編集します。
  • 下部のスクラブバーとタイムライン:動画内を移動したり、単語の選択、移動、長さの変更、グループの組み直し、文字起こしのやり直しを行ったりできます。
  • 上部のツールバー:ホームに戻る、ファイルを開く、パネルのドッキングと切り離し、文字起こし、書き出し、設定を開く操作ができます。

パネルのドッキングと切り離し

ツールバーの表示メニューで、各パネルを切り離したりドッキングしたりできます:エディタを切り離す/エディタをドッキング、スタイルを切り離す/スタイルをドッキング、タイムラインを切り離す/タイムラインをドッキング。字幕エディタと字幕スタイルパネルのタイトルバーにも、切り離しボタンがあります。

切り離したパネルは、ほかのウインドウより手前に表示されるフローティングウインドウとして開きます。閉じると、再びドッキングされます。タイムラインを切り離すと、スクラブバーとタイムラインの両方がフローティングのタイムラインウインドウに移動します。メインウインドウがフルスクリーンの間はフローティングパネルが非表示になり、フルスクリーンを終了すると再び表示されます。3つのパネルをすべて切り離した場合、フルスクリーンではツールバーが非表示になり、ビューアだけが表示されます。

タイムラインの上にあるスタイルレイヤーを選択バーは、タイムラインがドッキングされているときにだけ表示されます。

プロジェクトを開始する/開く

対応する入力ファイル

ファイルを開くの選択画面では、MP4、QuickTimeムービー、AVI、MPEG-2ビデオなどのmacOSのムービー形式と、Easy Caption Proのプロジェクトファイルを開くことができます。

ホーム画面へのドラッグ&ドロップでは、MP4、MOV、AVI、MKV、M4V、MPEG、MPG、WMV、WebMファイルが認識されます。ただし、個々のファイルを再生できるかどうかは、そのビデオコーデックとオーディオコーデックにmacOSが対応しているかどうかによります。

書き出したEasy Caption Proのプロジェクト(拡張子.ecpProj)も開くことができます。

ファイルを開く方法

  • 動画または.ecpProjファイルをホーム画面にドラッグします。
  • ホーム画面でファイルを開くをクリックします。
  • ツールバーの開く(フォルダのアイコン)をクリックします。
  • ファイル>ファイルを開く…を選択するか、Command+Oを押します。
  • プロジェクトを開いているときは、動画または.ecpProjファイルをビューアにドロップすると、代わりにそのファイルが開きます。
  • Easy Caption Proが関連付けられている場合は、Finderで.ecpProjファイルをダブルクリックします。
  • Finderで.ecpプリセットファイルをダブルクリックするか、ホーム画面またはビューアにドロップすると、マイプリセットに追加されます。

プロジェクトを開いた状態でファイルを開くと、ホームと同じように、まず現在のプロジェクトが閉じられます。プロジェクトは保存され、実行中の書き出しや文字起こしは中止されます。実行中の処理がある場合は、先に確認のメッセージ(このプロジェクトを閉じますか?)が表示されます。続けるには閉じるを、プロジェクトに残るにはキャンセルをクリックします。このMacで再生できる動画ではないファイルを開こうとした場合、現在のプロジェクトは開いたままになります。

最近のプロジェクト

ホーム画面には、最近のプロジェクトが最大5件表示されます。各カードには、サムネール、プロジェクト名、動画ファイル名、最終更新日時が表示されます。カードをクリックすると、そのプロジェクトが開きます。

6件以上ある場合は、すべて表示(プロジェクトの件数が表示されます)をクリックします。プロジェクトを検索…に入力すると、プロジェクト名や動画ファイル名で絞り込めます。元に戻るには最近の項目を表示をクリックします。この一覧のすべて削除をクリックすると、確認のあとですべてのプロジェクトが削除されます。この操作は取り消せません。

プロジェクトのカードを右クリックして、名称変更…(新しい名前を入力してReturnキーを押します)、プロジェクトを書き出す…、またはプロジェクトを削除…を選択します。削除する場合は、削除をクリックして確定します。

プロジェクトを削除すると、キャッシュされたサムネールと波形も削除されます。ソース動画は削除されません。

ソース動画が見つからない場合

プロジェクトには動画そのものではなく、動画へのリンクが保存されます。通常は、ファイルを移動したり名前を変更したりしても、プロジェクトはファイルを見つけることができます。見つけられない場合(ファイルが削除された、ドライブが接続されていない、プロジェクトがほかのMacから来たものである、など)は、プロジェクトを開いたときや文字起こしを始めたときに動画ファイルが見つかりませんという警告が表示されます。ファイルを探す…をクリックして、動画を選択してください。選択したファイルから波形が作り直されます。

動画を文字起こしする

Easy Caption Proは、WhisperKitを使ってMac上で文字起こしを行います。Whisperモデルはアプリに内蔵されているため、文字起こしにオンラインサービスは必要ありません。

Macで各モデルを初めて使うときと、macOSのアップデート後に初めて文字起こしするときは、最も時間がかかります。モデルをMacのNeural Engine用に準備するためで、1〜2分かかることがあります(「大」の場合はさらに長くなります)。アプリは起動するとすぐに、前回使ったモデルの準備を始めます。準備が済むと、文字起こしはずっと速く始まります。モデルを切り替えると使用中のモデルが解放されるため、元のモデルに戻すと再び読み込まれます。ただし、切り替え時にモデルをメモリに保持がオンの場合は除きます。

「シンプル」タブ

シンプルタブには、次の項目があります:

  • 言語:話されている言語です。デフォルトは英語です。リストには全部で99の言語と自動検出があります(「対応言語」を参照)。
  • モデル:中(高速)または大(最高品質)です。どちらもアプリに内蔵されています。「モデルを選ぶ」を参照してください。
  • セグメントあたりの最大単語数:1つの字幕にまとめる単語数の上限です。1〜30の範囲で設定できます(デフォルトは5)。

「詳細設定」タブ

詳細設定タブには、次の項目があります:

  • 文字起こしの詳細
    • 句読点:オフにすると、アポストロフィやハイフンを含む句読点が文字起こしから取り除かれます(「don't」は「dont」になります)。
    • 効果音のラベルを含める:(笑い)、[音楽]、[拍手]などのラベルを残します。
    • 途切れないハイライト:各単語のハイライトが次の単語が始まるまで続くため、単語の間で消えてちらつくことがありません。オフにすると、各単語は実際に話された範囲だけハイライトされます。どちらの場合も、字幕と字幕の間の空白には影響しません。
    • 途切れないセグメント:各字幕は次の字幕が始まるまで表示されるため、話の間があっても字幕と字幕の間が空きません。
  • スマート分割
    • 文で区切る:句点、感嘆符、疑問符でも字幕を区切ります。
  • モデル
    • 切り替え時にモデルをメモリに保持:「中」と「大」を切り替えても両方が読み込まれたままになるため、すぐに戻せます。メモリを多く使用します。
    • モデルをメモリから消去:文字起こしモデルが使用しているメモリを解放します。次回の文字起こしでは、モデルがもう一度読み込まれます。
  • 新規プロジェクト
    • デフォルトのプリセット:新規プロジェクトで最初に使うプリセットです。ここでの変更は、次に開く動画から適用されます。

キャンセルをクリックすると、この画面で行った変更は破棄されます。範囲を選択をクリックするか文字起こしを始めると、変更は保持されます。切り替え時にモデルをメモリに保持とデフォルトのプリセットは、変更した時点で保存されます。その後でキャンセルをクリックしても取り消されません。

句読点、途切れないハイライト、文で区切るはデフォルトでオン、効果音のラベルを含めると途切れないセグメントはオフです。この画面のすべての設定は、アプリを終了しても記憶されます。

モデルを選ぶ

デフォルトの中(高速)は、処理が速くメモリ使用量も少ないモデルです。大(最高品質)は時間がかかりますが、より正確です。

  • 単語が抜けている場合は、代わりに大(最高品質)で文字起こしします。字幕をすでに編集している場合は、単語が抜けている部分だけを文字起こしし直すと、ほかの部分はそのまま残ります。
  • 速さを最も重視する場合は、動画全体を中(高速)で文字起こししてから、必要な範囲だけを大(最高品質)で文字起こしし直します。タイムラインで範囲を選択して右クリックし、選択したオーディオを文字起こしし直すを選択して、モデルを大(最高品質)に設定し、選択範囲を文字起こしをクリックします。「動画の一部を文字起こしし直す」を参照してください。

モデルは、シンプルタブのモデル、またはツールバーの文字起こしメニューで選びます。選んだモデルは次回の文字起こしでもそのまま使われます。Macで各モデルを初めて使うときは、モデルの準備のため時間がかかります。

スタイルレイヤーと文字起こし

文字起こしをしても、スタイルレイヤーは保持されます。すべて文字起こしのあとは、トリガーによってレイヤーに割り当てられたものを除き、すべての字幕が動画全体のスタイルから始まります。字幕をレイヤーに割り当てるには、レイヤータブか、タイムラインのスタイルレイヤーメニューを使います。文字起こしし直した範囲では、置き換えられた字幕のレイヤーとセグメントのスタイルが引き継がれます。

すべて文字起こし

動画全体を文字起こしするには、すべて文字起こしをクリックします。プロジェクトにすでにある字幕は置き換えられます。実行中は、メインウインドウの内容が暗くなって操作できなくなりますが、ツールバーは使用できます。切り離したパネルは編集できますが、そこで行った字幕の編集は文字起こしの完了時に置き換えられます。文字起こしが始まると、スクリプトエディタは閉じます。ホームに戻る、別のファイルを開く、ウインドウを閉じる、アプリを終了する操作をすると文字起こしが中止されるため、先に確認のメッセージが表示されます。文字起こしが終わるまで、Macはスリープしません。

進行状況パネルには、各ステップの名前(オーディオを読み込み中…、モデルをウォームアップ中…またはモデルの準備完了、文字起こし中…、処理中…、単語を同期中…、タイミングモデルを読み込み中…、タイミングを微調整中…)が表示されます。動画がまだこのMacにない場合は、最初にiCloudからダウンロード中…と表示されます。パーセンテージは、ダウンロード、オーディオの読み込み、文字起こしを合わせた進行状況で、単語の同期とタイミングの微調整の間は100%のままです。認識された単語は、アニメーションの中に順に表示されます。中止するにはキャンセルをクリックします。既存の字幕はそのまま残ります。

文字起こしが完了すると、単語が字幕にまとめられます。0.2秒以上の間があるところと、文で区切るがオンの場合は文の終わりで、新しい字幕が始まります。それより長く続く部分は、セグメントあたりの最大単語数の後半で最も自然な位置(文の終わり、読点、短い間、または「and」や「the」などの単語の前)で区切られるため、多くの字幕は最大数より短くなります。字幕と字幕の間の0.15秒未満の隙間は、字幕がちらつかないように詰められます。それより長い間には、途切れないセグメントがオンでない限り字幕は表示されません。「4.0」や「1,000」などの数字は1つの単語として扱われます。中国語や日本語など、スペースを使わずに書く言語では、文字起こしが単語に分割されるため、単語ごとにタイミングが設定され、ハイライトされます。

文字起こしのたびに、必要に応じて動画全体のスタイルが縮小され、最も長い行がフレームの幅に収まり、字幕の9割がフレームの高さに収まるようになります。拡大されることはありません。また、ワードスタックとラインアートのデザインは、サイズが自動的に調整されます。

範囲を選択

範囲を選択をクリックすると、文字起こしを始めずに設定画面が閉じます。続いて、次の操作を行います:

  1. タイムラインの上半分でドラッグを始め、そのまま横方向と下方向にドラッグして波形まで広げます。選択したオーディオが青くなります。
  2. 選択範囲を右クリックします。
  3. 選択したオーディオを文字起こしを選択します。
  4. 文字起こしの設定を確認します。
  5. 選択範囲を文字起こしをクリックします。

ドラッグは何もない場所から始めてください。選択枠に単語が含まれると選択範囲がその単語に合わせられるため、字幕のない区間は単独で選択してください。タイムラインをクリックするか再生を始めると、選択は解除されます。

文字起こししたい範囲ごとに繰り返します。メニュー項目は、プロジェクトにまだ字幕がない間は選択したオーディオを文字起こし、字幕が1つでもあると、選択範囲に単語が含まれていなくても選択したオーディオを文字起こしし直すになります。選択を解除するには、選択範囲を右クリックしてオーディオの選択を解除を選択します。

動画の一部を文字起こしし直す

タイムラインで単語またはオーディオの範囲を選択し、右クリックして選択したオーディオを文字起こしし直すを選択します。設定画面で選択範囲を文字起こしをクリックします。選択した時間範囲内の単語は置き換えられ、範囲外の単語は、置き換えられた単語と同じ字幕に含まれていても残ります。新しい字幕には、置き換えられた字幕のスタイルレイヤーとセグメントのスタイルが引き継がれます。

「文字起こし」メニュー

ツールバーの文字起こしメニューには、次の項目があります:

  • モデル:中(高速)または大(最高品質)を選びます。
  • 動画を文字起こし…:文字起こしの設定を開き、動画全体をもう一度文字起こししたり(すべての字幕が置き換えられます)、範囲を選んだりできます。
  • 文字起こしをキャンセル:文字起こしの実行中に表示されます。
  • 字幕を消去:すべての字幕を消去しますか?と確認したあと、すべての字幕を削除します。スタイルとスタイルレイヤーは保持され、プロジェクトは字幕のない状態で保存されます。

対応言語

言語リストには、99の言語と自動検出があります。デフォルトの英語と自動検出が先頭にあり、そのほかの言語は名前順に並んでいます。

頭文字(英語名)言語
Aアフリカーンス語、アルバニア語、アムハラ語、アラビア語、アルメニア語、アッサム語、アゼルバイジャン語
Bバシキール語、バスク語、ベラルーシ語、ベンガル語、ボスニア語、ブルトン語、ブルガリア語、ビルマ語
Cカタルーニャ語、中国語、クロアチア語、チェコ語
Dデンマーク語、オランダ語
E英語、エストニア語
Fフェロー語、フィンランド語、フランス語
Gガリシア語、ジョージア語、ドイツ語、ギリシャ語、グジャラート語
Hハイチ・クレオール語、ハウサ語、ハワイ語、ヘブライ語、ヒンディー語、ハンガリー語
Iアイスランド語、インドネシア語、イタリア語
J日本語、ジャワ語
Kカンナダ語、カザフ語、クメール語、韓国語
Lラオ語、ラテン語、ラトビア語、リンガラ語、リトアニア語、ルクセンブルク語
Mマケドニア語、マダガスカル語、マレー語、マラヤーラム語、マルタ語、マオリ語、マラーティー語、モンゴル語
Nネパール語、ノルウェー語、ノルウェー語(ニーノシュク)
Oオック語
Pパシュトー語、ペルシア語、ポーランド語、ポルトガル語、パンジャブ語
Rルーマニア語、ロシア語
Sサンスクリット語、セルビア語、ショナ語、シンド語、シンハラ語、スロバキア語、スロベニア語、ソマリ語、スペイン語、スンダ語、スワヒリ語、スウェーデン語
Tタガログ語、タジク語、タミル語、タタール語、テルグ語、タイ語、チベット語、トルコ語、トルクメン語
Uウクライナ語、ウルドゥー語、ウズベク語
Vベトナム語
Wウェールズ語
Yイディッシュ語、ヨルバ語

右から左に書く言語

アラビア語、ヘブライ語、ペルシア語、ウルドゥー語など、右から左に書く言語の字幕は右から読みます。各行は右端から始まり、話している単語のハイライトは単語から単語へ左方向に移動します。これは2Dと3D、ワードスタックとラインアートのデザイン、マーカーのスタイル(マーカーは右から引かれます)でも同様です。字幕内のラテン文字の名前や数字は、それぞれ本来の順序を保ちます。各字幕の方向はその大部分の文字によって決まるため、英語の名前で始まるヘブライ語の字幕も右から読まれます。

ワードスタックのデザインは左右反転して組まれるため、「左揃え」グループのスタイルは右端から行を揃えます。行揃えと左上の基準点は反転しません。クラシックの行を右揃えにするには、行揃えで右を選びます。

単語内の流し込みは、引き続き左から右へ進みます。カラオケの塗りつぶし、色の流し込み、ワイプ、線に沿って伸びる下線、3Dでのタイプライターの表示がこれに当たります。2Dのタイプライターは、右から左に書く単語を右端からタイプします。LEDボードとボクセルはラテン文字しか描画できないため、ほかの文字体系の字幕では空のボードが表示されます。

プレビューと移動

ビューアのコントロール

ビューアの下部にあるコントロールバーには、次の項目があります:

  • 音量とミュートのコントロール。
  • オーディオスクラブ:オン/オフ(デフォルトはオフ)。
  • ハンドルを連動:オンにすると、タイムライン上で接している単語のハンドルがつながったままになり、一方をドラッグするともう一方も動きます。オフの場合は、選択されている隣の単語だけが追従し、ポインタを重ねると接しているハンドルが離れて表示されます。
  • 中央の再生/一時停止ボタン。
  • 現在の再生時間と全体の長さ。
  • ビューアの拡大率(パーセント)。
  • 再生品質:フル、1/2、1/3、1/4。

ウインドウの幅が狭いときは、オーディオスクラブとハンドルを連動はアイコンだけ、再生品質は設定値だけが表示されます。ポインタを重ねると名前が表示されます。

再生品質を変えても、変わるのはプレビューの描画だけです。書き出しの解像度や品質は下がりません。

セーフゾーン

ビューア上部のバーの右側にあるセーフゾーンメニューを使うと、動画の上にガイドが表示され、各プラットフォームが画面に表示するものに字幕が重ならないように配置できます:

  • 縦型 9:16:TikTok、Instagram Reels、Instagram Stories、YouTube Shorts、Facebook Reels、Snapchat Ads、LinkedIn。それぞれのアプリの画面が、ボタンやテキストとともに再現されます。
  • フィード:フィード 4:5とInstagramグリッド 3:4では、4:5のフィードやInstagramの3:4のプロフィールグリッドで動画から切り取られる部分が網掛けで示されます。
  • 横型 16:9:YouTube。コントロールが表示された状態のプレーヤーです。
  • 放送:アクションセーフとタイトルセーフ。アクションセーフ(フレームの93%)とタイトルセーフ(90%)の枠が表示されます。

スマートフォンのアプリとYouTubeは、それぞれの画面の形で表示されます。そのため、形の異なる動画は、そのプラットフォームでの表示と同じように、黒い帯とともに画面の中に収まります。ガイドはビューアの拡大・縮小やパンに追従し、クリックを受け付けないため、ガイドの下にある字幕もそのまま編集できます。ガイドはビューアにのみ表示され、書き出しには含まれません。ガイドを表示している間は、メニューにその名前が表示されます。非表示にするには、なしを選ぶか、同じガイドをもう一度選びます。選択内容は、アプリを終了しても記憶されます。

ビューアのジェスチャ

  • ビューア上でピンチすると、10%〜2000%の範囲で拡大・縮小できます。
  • ビューアをドラッグすると、表示位置を移動(パン)できます。
  • ビューアをダブルクリックすると、拡大率100%の中央の表示に戻ります。
  • Command+=またはCommand++を押すと拡大します。
  • Command+-を押すと縮小します。
  • Command+0を押すと、ビューアの拡大率と表示位置がリセットされます。

動画の一時停止中に字幕そのものをドラッグまたはダブルクリックすると、代わりに字幕が編集されます。「字幕を編集する」の「ビューアで字幕を編集する」を参照してください。

再生とスクラブ

  • ビューアの再生ボタンをクリックするかスペースバーを押すと、再生と一時停止を切り替えられます。最後まで再生すると、最初から再生し直します。
  • ビューアとタイムラインの間にある細いスクラブバーをドラッグすると、動画内を移動できます。
  • タイムラインの下半分をドラッグすると、赤い再生ヘッドを中央に保ったままスクラブできます。
  • タイムライン上でマウスホイールをスクロールするか、トラックパッドで横にスワイプすると、時間を移動できます。

オーディオスクラブがオンで準備ができている場合は、スクラブバーやタイムラインをドラッグしたり、タイムライン上でスクロールしたりすると、オーディオも再生されます。ソースにオーディオトラックがない場合、オーディオのコントロールは使用できません。

字幕を編集する

字幕は次のように構成されています:

  • セグメント:一緒に表示される単語のまとまり。
  • 単語:各セグメント内で個別にタイミングが設定された字幕の要素。

セグメントは、最初の単語の開始から最後の単語の終了まで画面に表示されます。セグメントとセグメントの間には何も表示されません。話の間にも字幕を表示し続けるには、タイムラインで選択したセグメント間の隙間を詰めるまたはすべてのセグメント間の隙間を詰めるを使うか、文字起こしの前に途切れないセグメントをオンにします。

ビューアで字幕を編集する

動画の一時停止中は、ビューアで字幕を直接編集できます:

  • 字幕にポインタを重ねると枠が表示され、クリックすると選択されます。字幕以外の動画部分をクリックすると、選択が解除されます。
  • ドラッグすると移動できます。左右方向ではフレームの中央に吸着し、吸着すると破線が表示されます。
  • 角のハンドルをドラッグすると、サイズを変更できます。
  • 上にある丸いハンドルをドラッグすると回転できます。直角から3°以内では直角に吸着します。Shiftキーを押したままにすると、15°刻みで回転します。
  • ダブルクリックすると単語を変更できます。Returnキーを押すと保存され、Escキーを押すとキャンセルされます。ほかの場所をクリックしても保存されます。空のテキストは無視されます。変更しなかった単語は、タイミングがそのまま保たれます。
  • 選択した字幕の横にある切り替えスイッチで、ドラッグで変更する対象(動画全体、その字幕のスタイルレイヤー、または現在のセグメント)を選びます。スイッチは字幕の下に表示され、スペースがない場合は上に表示されます。レイヤーのオプションはレイヤーに割り当てられた字幕でのみ表示され、そのレイヤーが字幕の位置を設定している場合は動画全体を選べません。ビューアでの選択は、「スタイル」タブの適用範囲とは別に記憶されます。動画全体またはレイヤーを選ぶと、その字幕独自の位置、サイズ、回転が解除され、選んだ側の設定に再び従うようになります。

ドラッグ中は字幕の下にラベルが表示され、変更の適用先と値(例:動画全体 · 横 50% · 縦 42%、72 pt、-6°)を確認できます。移動、サイズ変更、回転を行うと、「スタイル」タブの位置とサイズにある横、縦、サイズ、回転(3Dではロール)が設定されます。サイズの範囲は、2Dでは8〜500 pt、3Dでは0.1×〜3×で、3Dのロールは±45°までです。セグメントまたはそのスタイルレイヤーがすでにその値を設定している場合は、変更はそちらに適用されるため、編集中の字幕に必ず反映されます。1回のドラッグは、Command+Zで1ステップとして取り消せます。

字幕エディタ

字幕エディタは再生ヘッドに合わせて、現在のセグメントを表示します。再生中は、一時停止したときに表示が追いつきます。セグメントのラベルの横にある左右の矢印を使うと、セグメント間を移動できます。セグメントに移動すると、その開始位置にもシークします。

各単語には、テキスト、開始時間、終了時間があります。次の操作ができます:

  • テキストを編集する。入力した変更はすぐに表示されます。単語を空にすることはできません。テキストを消してほかの場所をクリックすると、元のテキストに戻ります。
  • 開始時間や終了時間を編集する。新しい時間は、Returnキーを押すかほかの場所をクリックすると適用されます。タイムラインと同様に、開始時間を前の単語の終了より前にすることはできず、終了時間を次の単語の開始や動画の終わりより後にすることもできません。単語の長さがなくなるような時間や、数値以外の入力は破棄されます。
  • 左側の赤い✕で削除する。
  • 単語の下の+をクリックするとその後ろに、最初の単語の上の+をクリックするとその前に単語を追加する。
  • 単語を右クリックして、前に単語を追加、後ろに単語を追加、単語を削除を使う。

新しい単語には「単語」と入力され、再生ヘッドがその単語に移動します。隣に0.3秒以上の隙間がある場合、新しい単語はその隙間の半分を使います。そうでない場合、前に追加した単語は元の単語と時間を分け合い、後ろに追加した単語は、元の単語とセグメント内のそれ以降の単語と時間を均等に分け合います。次のセグメントにはみ出すことはありません。セグメントの最後の単語を削除すると、そのセグメントも削除されます。

スクリプトエディタ

スクリプトエディタを開くをクリックすると、文字起こし全体が別のウインドウで開きます。

スクリプトエディタでは:

  • 各段落が1つの字幕セグメントです。
  • Returnキーを押すと、カーソルの位置でセグメントが分割されます。段落の先頭や末尾、既存の区切りの隣では分割できません。
  • 段落の先頭でDeleteキーを押すと、前の段落と結合されます。段落の末尾でForward Deleteキーを押すと、次の段落と結合されます。
  • 変更しなかった単語はタイミングが保たれ、別の単語に上書きして入力した単語はその単語のタイミングを引き継ぎます。新しく入力した単語には、前後の単語から算出されたタイミングが設定されます。
  • カットしてペーストした単語は、スタイルが保たれます。元の段落かその隣の段落にペーストした場合は、収まる範囲でタイミングも保たれます。それ以外の場所では、新しく入力した単語と同じようにペースト先でタイミングが設定され、周りの単語のタイミングは変わりません。段落全体を上下に移動した場合は、移動先の隙間、または直前の段落の末尾から割り当てた時間に収められます。
  • コピーした単語や、ほかのアプリからペーストしたテキストは、新しい単語として扱われます。ペーストした単語は、同じ段落または隣の段落から削除された単語のうち、同じテキストのものが1つだけであれば、そのタイミングを引き継ぎます。そうでない場合は、新しく入力した単語と同じようにタイミングが設定されます。
  • カーソルを段落に移動すると、動画がそのセグメントの終わり近くにシークします。
  • テキストを選択すると、タイムラインと同様にその単語が選択されるため、字幕スタイルパネルの単語の適用範囲でスタイルを設定できます。
  • 左端の帯には各段落のセグメントの色が表示され、段落の下の赤い線は再生ヘッド位置のセグメントを示します。エディタは、そのセグメントが見えるように自動でスクロールします。

編集内容は、入力をやめてから0.6秒後、テキスト以外の場所をクリックしたとき、または完了をクリックしたときに適用されます。動画の再生中やタイムラインのドラッグ中は、適用が保留されます。完了またはクローズボタンでウインドウを閉じると、保留中の編集は再生中でも適用されます。Command+Zで取り消せるのはプロジェクトの変更で、1回ごとのキー入力ではありません。下部のバーには、セグメント数と単語数、変更は自動的に同期されます、ウインドウを閉じる完了が表示されます。

スクリプトエディタ上部のフォントとサイズで変わるのは、エディタでの表示だけです。字幕は変わりません。

検索と置換

虫眼鏡をクリックするかCommand+Fを押すと、検索と置換の表示/非表示が切り替わります。

  • 検索でReturnキーを押すと次の一致箇所に移動し、置換でReturnキーを押すと現在の一致箇所が置換されます。
  • バーが開いている間は、Command+Gで次の一致箇所に、Shift+Command+Gで前の一致箇所に移動します。
  • 置換は現在の一致箇所を置換し、すべてはすべての一致箇所を置換します。
  • カウンタには、1/5や一致なしのように表示されます。
  • 完了をクリックするとバーが閉じます。

検索では大文字と小文字は区別されません。

選択した単語のスタイルを設定する

字幕のフォントと色を編集をオンにします。すると、各単語が独自のフォントと色、または動画全体のフォントと色で表示され(レイヤーとセグメントのスタイルは表示されません)、エディタのフォントとサイズのコントロールが非表示になり、フォント、色、エディタの背景、デフォルトに戻す、話している単語のスクリプトのバーが表示されます。単語を選択してからフォントまたは色を選ぶと、それらの単語だけに独自の字幕フォントや色を設定できます。どちらを選んでも、バーのフォントと色の両方が適用されます。バーのフォントと色は、最初に選択した単語の設定から始まります。エディタの背景で変わるのは、エディタの背景だけです。

デフォルトに戻すをクリックすると、選択した単語独自のデザインが解除されます。対象は、フォントと色、および「単語」の適用範囲で設定した内容(サイズ、大文字/小文字、ボックス、アウトライン、シャドウ、グロー、話している単語)で、話している単語のスクリプトで設定した話している単語の色も含まれます。何も選択していない場合は、すべての単語に適用されます。

話している単語のスクリプトをクリックすると、話している単語のフォントと色を設定する別のウインドウが開きます。このウインドウでは、文字起こしに入力したり字幕を編集したりすることはできません。ここで単語を選択し、フォントを変更(フォントとあわせて)、フォントの色を変更(色とあわせて)、エディタの背景、デフォルトに戻すを使います。フォントの色を変更がオンのときは、行ごとに色を変える、ランダムな色、話し終えた単語にも残すも使用できます。これらは、何を選択していても常に動画全体の設定を変更します。フォントを変更とフォントの色を変更のスイッチは、動画全体の「話している単語」のフォントと色のエフェクトをオン/オフにします。何も選択せずにフォントや色を選んだ場合は、動画全体に適用されます。

スクリプトエディタのコンテキストメニュー

選択した単語を右クリックすると、選択内容に応じて次の項目が表示されます:新規セグメントを作成、前に単語を追加、後ろに単語を追加、前のセグメントに追加、次のセグメントに追加、セグメントに分割、単語を結合、単語の結合を解除、スタイルレイヤー、削除、動画全体のスタイルに戻す。隙間を詰める操作と文字起こしは、タイムラインでのみ行えます。

タイムラインを使う

タイムラインの中央には、固定された赤い再生ヘッドがあります。字幕のブロックと波形が、その下を移動します。

上半分は単語の操作と選択に、下半分はスクラブに使います。

基本操作

  • 単語ブロックをクリックすると、その単語が選択されて現在の単語になり、開始位置にシークします。ハンドルをクリックすると、シークせずにその単語を選択できます。何もない場所をクリックすると、選択が解除されます。
  • 単語ブロックをドラッグすると、長さを変えずに移動できます。接している隣の単語は、移動した単語との境界を保つため、伸びたり縮んだりします。
  • 複数の単語を選択してそのうちの1つをドラッグすると、まとめて移動できます。
  • 単語の左右のハンドルをドラッグすると、開始や終了を変更できます。
  • 接しているハンドルの近くにポインタを重ねるとハンドルが離れて表示され、目的のハンドルをつかめます。ハンドルを連動がオンのとき、再生中、または複数の単語を選択しているときは、離れて表示されません。
  • 単語同士が接する境界をドラッグすると、そこにある選択中の単語のハンドルも動きます。(ビューアのコントロールバーにある)ハンドルを連動がオンの場合は、選択の有無にかかわらず、その境界にあるすべてのハンドルが動きます。
  • 上半分の何もない場所からドラッグすると選択枠が描かれ、枠にかかる単語が選択されます。文字起こししたい無音部分など、オーディオも選択するには、波形まで下にドラッグします。選択したオーディオは青くなります。
  • 選択中に左右の端の近くまでドラッグすると、タイムラインがスクロールします。
  • 下半分をドラッグすると、スクラブできます。
  • 右下のスライダで、タイムラインの拡大率を変更できます。

単語やハンドルを移動しても周りの単語に重なることはなく、ハンドルは近くの単語の端に吸着します。

右クリックメニュー

選択されていない単語を右クリックすると、まずその単語が選択されます。メニューの内容は選択に応じて変わり、次の項目が含まれます:

  • 新規セグメントを作成:選択した単語を新しいセグメントに移動します。
  • 前に単語を追加/後ろに単語を追加:1つの単語を選択しているときに使用できます。
  • 前のセグメントに追加/次のセグメントに追加:セグメントの先頭または末尾にある単語(または連続した単語)に使用できます。
  • セグメントに分割:選択した各単語を、それぞれ独立したセグメントにします。
  • 単語を結合:同じセグメント内で選択した2つ以上の単語を1つにまとめます。
  • 単語の結合を解除:結合した単語を元の個別の単語に戻します。各単語は時間を均等に分け合い、スタイルとレイヤーを引き継ぎます。
  • 削除。
  • 動画全体のスタイルに戻す:選択した単語独自のスタイルと、そのセグメント独自のスタイルを解除します。セグメントはスタイルレイヤーに割り当てられたままです。解除するスタイルがある場合に表示されます。
  • スタイルレイヤー:単語を動画全体、レイヤー、または新規レイヤーに割り当てます。
  • 選択したセグメント間の隙間を詰める:選択した各セグメントの最後の単語を次のセグメントの開始まで伸ばし、単語間の隙間も詰めて、次の字幕まで表示が続くようにします。単語を選択しているときに表示されます。
  • すべてのセグメント間の隙間を詰める:すべてのセグメントに同じ操作を行います。
  • 選択したオーディオを文字起こしし直す(字幕がない間は選択したオーディオを文字起こし):選択した単語の時間範囲、または選択したオーディオをもう一度文字起こしします。
  • オーディオの選択を解除:オーディオだけを選択しているときに表示されます。

スタイルレイヤー

スタイルレイヤーは、動画全体のスタイルの上に重ねる名前付きのスタイルです。レイヤーに割り当てたセグメントにはそのスタイルが適用され、レイヤーで変更していない部分は引き続き動画全体のスタイルに従います。単語単位でも、手動またはトリガーでレイヤーに割り当てることができ、そのレイヤーのデザインになります。話者ごとの使い分け、重要な場面を目立たせるデザイン、引用、強調したい単語など、見た目を変えたいものにはレイヤーを使います。

「レイヤー」タブ

字幕スタイルパネルのレイヤータブには、まず動画全体(セグメント数と、動画全体のスタイルを開くペイントブラシ付き)が表示され、続いてすべてのレイヤーが表示されます。各レイヤーの行には、次のものが表示されます:

  • レイヤーの色。クリックすると、タイムラインとスクリプトエディタでレイヤーを示す色を変更できます。
  • レイヤーの名前。名前をクリックすると、レイヤーの名前を変更できます。名前を空にすると、元の名前のままになります。
  • 割り当てられているセグメントの数と、テキストアイコンの横に、単独で割り当てられている単語の数。
  • 「スタイル」タブでレイヤーを開くペイントブラシボタン。
  • ⋯メニュー。セグメントを選択(割り当てられたセグメントと単独で割り当てられた単語を選択します。どちらもない場合は淡色表示になります)、複製、削除…があります。

レイヤーを追加するには、新規レイヤーをクリックします。「レイヤー」に番号を付けた名前になり、そのまま名前を入力できます。複製を選ぶと、スタイルは同じでセグメントが割り当てられていないコピーが作成されます。レイヤーを削除すると、そのセグメントは動画全体のスタイルに、単語はそれぞれのセグメントのスタイルに戻り、そのレイヤーを使っているトリガーはオフになります。レイヤーにセグメントや単語が割り当てられているか、独自のスタイルがある場合は、先に確認のメッセージが表示されます。

セグメントをレイヤーに割り当てる

  • タイムラインで単語を選択します。レイヤーがあると、タイムラインの上に動画全体と各レイヤーが並んだスタイルレイヤーを選択バーが開き、選択中の単語のレイヤーが強調表示されます。いずれかをクリックすると、単語がそのレイヤーに割り当てられます。バーが開いている間は、ビューアの高さが少し低くなります。このバーは、タイムラインがメインウインドウにドッキングされているとき(表示 › タイムラインをドッキング)にだけ表示され、選択を解除するか再生を始めると閉じます。
  • または、単語を選択した状態で、レイヤータブの選択範囲にあるレイヤーをクリックします。選択範囲には、「2セグメント」や「3語」のように、選択している内容が表示されます。
  • または、タイムラインかスクリプトエディタで単語を右クリックし、スタイルレイヤーを選択してから、レイヤー、動画全体、または新規レイヤーを選びます。

選択した単語がセグメントの一部だけの場合は、その単語だけがレイヤーに割り当てられ、単語は元の字幕に残ります。セグメント全体をレイヤーに割り当てると、その単語が単独で割り当てられていたレイヤーからも外れます。また、セグメントの一部の単語に動画全体を選ぶと、それらの単語は単独のレイヤーから外れ、再び字幕のスタイルに従います。

単独でレイヤーに割り当てた単語には、そのレイヤーのフォント、サイズ、大文字/小文字、色、テクスチャ、ボックス、アウトライン、シャドウ、グロー、そして「話している単語」の設定(話している間の目立たせ方と、話し終えたあとに残す効果)が適用されます。レイヤーがエフェクト付きの話すのに合わせてで登場する場合や、表示中でふわふわ、グリッチ、ランダムフォント、文字の揺れがオンの場合は、単語にも同じ効果が適用されます。レイヤーで設定していない部分には、単語が属する字幕の設定が使われます。字幕全体または行ごとのボックスは、その単語だけを囲むボックスになります。位置、レイアウト、そのほかのアニメーションは字幕の設定のままです。字幕全体でしか使えない「話している単語」の設定、つまり1つずつ、話している単語にプリセットを適用、隣の単語を押しのける、行全体に適用、下線のグローも同様です。レイヤーの大きくで大きくなる単語は、字幕の隣の単語を押しのけるがオン(初期設定ではオン)の場合、自分のためのスペースを確保します。ワードスタック、マーカー、ラインアートのデザインのような字幕全体のスタイルでは、単語にはフォント、色、大文字の設定が表示されます。「話している単語」の設定のうち表示されるのは、色、大きく、シェイク、ウェーブ、グリッチ、ぷるぷる、キラキラ、黒塗り、ボックス、下線、そしてふわふわ、グリッチ、ランダムフォント、文字の揺れです。文字を画像として描画するラインアートのデザインでは、フォントの変更や回転はできません。単語を単独でレイヤーに割り当てると、その単語独自のデザインは解除され、レイヤーのデザインが表示されます。セグメント全体をレイヤーに割り当てた場合は、セグメントと単語独自のスタイルが保持され、引き続きレイヤーより優先されます。

タイムライン上のセグメントには、自動で割り当てられた色がそのまま使われます。レイヤーの色は、タイムラインではブロックの上の細い帯として、スクリプトエディタでは単語の下の下線として表示されます。これらの色はレイヤーを示すためだけのもので、字幕の見た目は変わりません。

トリガー

レイヤータブの下部にあるトリガーを使うと、動画全体にわたって字幕や単語が自動的にレイヤーに割り当てられます。字幕は順番に、単語は字幕内の位置や長さによって割り当てられます。各行で字幕や単語を選び出し、行の末尾にあるメニューで、そのデザインを使うレイヤー(オフ、任意のレイヤー、または新規レイヤー)を設定します。

  • 字幕を順番に:動画の字幕が、動画全体のスタイル、この行のレイヤーの順に次々とデザインを使い、最後まで来ると最初に戻ります。字幕ごと〜8字幕ごとで各デザインが続く字幕の数を設定し、字幕1つごと、または数個ごとにデザインを変えられます。オンにすると、デザインを追加で順番に使うレイヤーを追加できます。デザインは全部で4つまでで、それぞれ次にの行に表示されます。次にの行をオフにすると、その行は外れます。
  • 短い字幕:この長さ以下の字幕に含まれるすべての単語。1語〜6語で設定します。
  • 最初の単語:各字幕の最初の単語。
  • 最後の単語:各字幕の最後の単語。
  • 長い単語:この長さ以上の単語。2文字以上〜20文字以上で設定します(初期設定は7)。
  • 短い単語:この長さ以下の単語。1文字〜10文字までで設定します(初期設定は3)。

行の件数は、オンにすると表示されます。単語の長さには文字と数字が数えられ、句読点は数えられません。複数の行に当てはまる単語は一番上の行のレイヤーになり、手動でレイヤーに割り当てた単語はそのレイヤーのままです。手動でレイヤーに割り当てた字幕も、順番に従わずにそのレイヤーのままになります。

行のメニューで新規レイヤーを選ぶと、「長い単語」のように行の名前が付いたレイヤーが追加されてその行がオンになり、「スタイル」タブでレイヤーが開くので、デザインを設定できます。トリガーで選ばれた字幕や単語は、手動で割り当てたものと同じようにレイヤーのデザインになり、レイヤーの一覧の件数に含まれ、そのレイヤーのセグメントを選択で選択されます。順番にデザインを使う字幕には、レイヤーのスタイル全体(位置、書体、ボックス、色、登場、退場)が適用されます。

トリガーは適用範囲にかかわらず機能し、トリガーの変更はCommand+Zで取り消せます。レイヤーを削除すると、そのレイヤーを使っている行はオフになります。動画全体でプリセット全体を適用すると、すべてのレイヤーが削除され、トリガーはプリセット独自のものに置き換えられます。デザインだけを適用した場合もトリガーは置き換えられ、以前のプリセットが追加したレイヤーは、自分でセグメントや単語を割り当てていない限り削除されます。単語トリガーグループのプリセットは、「長い単語」のように単語のデザインごとにレイヤーを追加し、単語をそれらのレイヤーに割り当てる行をオンにします。字幕トリガーグループのプリセットは、「右側」のように字幕が順番に使うデザインごとにレイヤーを追加し、字幕を順番にをオンにします。そのほかのプリセットでは、トリガーがオフになります。

レイヤーのスタイルを設定する

レイヤーのペイントブラシをクリックするか、「スタイル」、「アニメーション」、「フィルタ」、「プリセット」の各タブの上部にある適用範囲の選択でレイヤーを選び、その下でレイヤーを選びます。すると、変更はそのレイヤーのすべてのセグメントと、単独で割り当てられた単語に適用されます。

適用範囲は再生ヘッドに合わせて切り替わります。独自のスタイルを持つセグメントでは現在のセグメント、レイヤーに割り当てられたセグメントではレイヤー、それ以外では動画全体になります。レイヤーは、レイヤーを作成すると選択肢に表示されます。再生ヘッド位置のセグメントがそのレイヤーに割り当てられているときに自分でレイヤーを選ぶと、そのセグメント独自のスタイルは解除されます。単語独自のスタイルは保持され、ペイントブラシを使った場合は両方とも保持されます。

スタイルの値は、次の優先順位で決まります:

  1. 単語の個別設定
  2. 単語が単独で割り当てられたレイヤー(手動またはトリガーによる)
  3. セグメントの個別設定
  4. セグメントのスタイルレイヤー
  5. 動画全体のスタイル

字幕のスタイルを設定する

字幕スタイルパネルには、5つのタブがあります:

  • スタイル
  • アニメーション
  • フィルタ
  • プリセット
  • レイヤー

変更はすぐにビューアに反映されます。「スタイル」タブでは、セクションは一度に1つずつ開き、閉じているときは概要が表示されます。詳細な設定は微調整にあります。開いているセクションのリセット矢印(「カラー」以外のすべてのセクションにあります)をクリックすると、デフォルトに戻ります。適用範囲がレイヤー、現在のセグメント、単語の場合は、代わりにその適用範囲独自の値が削除されます。

スタイルの適用範囲

次の適用範囲を使い分けます:

  • 動画全体:プロジェクト共通のスタイル。
  • レイヤー:スタイルレイヤー。プロジェクトにレイヤーがあると表示されます。
  • 現在のセグメント:セグメント固有の個別設定。
  • 単語:タイムラインまたはスクリプトエディタで選択した単語。選択していない場合は再生ヘッド位置の単語。スタイルを設定できる単語がない間は淡色表示になります。「スタイル」、「アニメーション」、「プリセット」の各タブにあり、「単語」の適用範囲では「フィルタ」タブは動画全体を編集します。

適用範囲は再生ヘッドに合わせて切り替わります。独自の変更があるセグメントでは現在のセグメント、レイヤーに割り当てられている場合はそのレイヤー、それ以外では動画全体になります。単語は、再生ヘッドが移動しても選択されたままです。

単語の適用範囲では、「スタイル」タブに単語独自に設定できる項目が表示されます:フォント(フォント、サイズ、大文字/小文字、色、テクスチャ)、ボックスとアウトライン(単語の後ろのボックス(なしまたはオン)と、文字の周りのアウトライン)、シャドウとグロー。ワードスタックやラインアートのデザインのような字幕全体のスタイルでは、フォントだけが表示されます。パネルには、再生ヘッド位置の単語が選択した単語に含まれていればその単語が、含まれていなければ選択した最初の単語が表示され、変更は選択したすべての単語に適用されます。字幕の位置とレイアウトは、字幕の設定のままです。

適用範囲を手動で動画全体に切り替えるか、セグメントが割り当てられているレイヤーでレイヤーに切り替えると、現在のセグメント独自の変更は解除されます。単語独自のスタイルは保持されます。現在のセグメントの適用範囲では、独自の変更があるセグメントに動画全体に戻す(レイヤーに割り当てられている場合は「レイヤー1」に戻すのようにレイヤー名が付きます)も表示され、アニメーションとフィルタも含めてすべての変更を解除できます。単語の適用範囲では、独自のスタイルがある選択中の単語に現在のセグメントに戻すが表示され、そのスタイルを解除できます。どちらもCommand+Zで取り消せます。

2Dモードと3Dモード

「スタイル」タブの先頭には2D / 3Dの選択があります(単語は字幕の設定に従うため、「単語」の適用範囲では表示されません)。レンダリングモードは動画全体に対して、または「レイヤー」の適用範囲ではそのレイヤーに対して設定します。「現在のセグメント」の適用範囲では、セグメントのレイヤーに、レイヤーがない場合は動画全体に適用されます。そのセグメントだけに適用したプリセットによって独自の2Dまたは3Dが設定されたセグメントはその設定を保持し、選択を変えるとその設定が変更されます。

2Dに切り替えると、特殊モードと3D専用のエフェクトはオフになります。3Dに切り替えると、アウトラインの太さは10までに制限され、高さが2160ピクセル未満の動画ではエッジのスムージングが4×に設定されます。

「スタイル」タブのセクション

  • カラー:現在字幕に使われているすべての色が、描画される順に表示されます。「アニメーション」タブと「フィルタ」タブで設定した色も含まれます。各行には、テキスト、ボックス、シャドウなど、その色で塗る対象の名前が付きます。同じ色は1つの行にまとめられ、使われている箇所の数が表示されるので、1つの色見本ですべてを変更できます。まとめられた行をクリックすると、各部分を個別に変更できます。行の末尾にある矢印をクリックすると、その色のコントロールが開きます。グラデーションとパレットも一覧に表示されますが、それぞれのセクションで変更します。
  • フォント:フォント(選択…)、または単語ごとにランダムなフォント(シャッフルで組み合わせを変更)、大文字/小文字(元のまま、大文字、小文字)、単色またはグラデーションの色(3Dでは、色の適用先ですべての面、または前面、側面、背面を個別に設定)、交互に変わる色(キャンディ、タイムライン、ネオン、パステル、サンセット、オーシャン、レインボー、カスタム。色を変える単位は単語または行)、2Dではテクスチャ(グリッター、グランジ)があります。「アニメーション」タブで話している単語の色がオンのときは、「フォント」にまだ話していない単語と話している単語の色も表示されます。
  • レイアウト:クラシック、ワードスタック、ラインアートから選びます。クラシックでは、行揃え、1行の単語数、行間、単語の間隔を設定します。ワードスタックには、5つのグループ(文字組み、左揃え、サイズの強弱、動くスタック、マーカー)に30種類のスタイルがあります。「左揃え」の3種類はすべての行の左端をそろえ、8種類はマーカー、絵の具、紙、テープを単語の後ろに引くマーカーのスタイルです。スタイルにポインタを重ねると、内容を確認できます。両端揃えではクラシックのコントロールがそのまま使え、列の幅が加わり、微調整に行の最大倍率と行の間隔があります。ほかのスタイルは独自に行を組み、それぞれのオプションが表示されます。ラインアートには、2つのグループ(線と塗り、カリグラフィー)に9種類のデザインがあり、等高線や銅版画から、話すのに合わせてペンで各単語を書いていくカリグラフィーまで揃っています。ラインアートは2D専用です。3Dでは、ワードスタックに17種類のスタイルがあります。字幕フローが積み重ねるのときは、どちらも表示されません。ワードスタックやラインアートを選ぶか、スタイルを選ぶと、「アニメーション」タブの設定は消去されます。ラインアートのデザインはフォントも設定します。ほかのスタイルでは、…でデザインの横にあるこのフォントを使うをクリックすると、そのスタイルのフォントに切り替わります。
  • 位置とサイズ:基準点(中央または左上。左上にすると、長さに関係なくすべての字幕の左端と1行目の上端が同じ位置になります)、位置の横と縦、サイズ、角度(回転、単語の傾き、行の傾き、文字のばらつき)があります。単語の傾きは各単語を、行の傾きは各行全体を、左右交互に傾けます。基準点は2Dのクラシックの字幕でのみ表示されます(ワードスタック、ラインアート、LEDボード、積み重ねるでは表示されません)。3Dでは、角度は代わりに傾き、回転、ロール、文字のばらつきになり、サイズは倍率になります。
  • ボックスとアウトライン:ボックス(なし、字幕全体、行ごと、単語ごと)、塗り(単色、ぼかし、ガラス)とその色、交互に変わるボックスの色(行ごと、単語ごと)、不透明度、角の半径、2Dでは破れた紙の縁(単語ごとでは使用不可)、3Dでは奥行き、側面の陰影、ゆがみがあります。微調整には、余白、オフセット、縁、ボックスの周りにグローがあります。続いて文字にアウトライン(2Dでは、アウトラインのみ表示で文字の塗りをなくせます。ただし、話している単語や話し終えた単語の色は、その単語を塗りつぶします。3Dでは、その微調整で中抜き文字にできます)と、後ろの動画を変える(ぼかす、色を付ける、またはその両方)があります。
  • シャドウとグロー:単語の下とボックスの下(ボックスがある場合)のシャドウ(微調整に広がりと距離)、単語の周りにグローがあります。2Dでは、「3Dデザイン」で説明しているエコースタックもあります。ただし、LEDボード、ラインアート、3Dにないワードスタックのスタイルでは使用できません。
  • 3Dデザイン(3Dのみ):奥行き、面取り、傾斜(傾斜の角度付き)、マテリアル、各単語の後ろに色付きのコピーを重ねるエコースタック(コピー数、間隔、角度)、そしてカメラ(フラット、または視野角を設定できる遠近法)があります。
  • 詳細設定:モーションブラー(シャッター付き)があります。3Dでは品質もあり、エッジのスムージング(オフ、2×、4×)、曲線の精細さ(低、中、高、最高)、スーパーサンプリング(1×、1.5×、2×)を設定できます。

多くのスライダの横にある数値は、クリックして直接入力できます。

3Dマテリアル

3Dデザインのマテリアルの選択では、次の質感を選べます:

  • 標準
  • プラスチック
  • パール
  • メタル
  • 箔
  • ガラス
  • ゼリー
  • 石
  • 木

次のエフェクトも選べます:

  • ネオン
  • 炎
  • ファー

光沢のあるマテリアルや透明なマテリアルは、字幕の後ろの動画を映し込んだり屈折させたりします。標準以外のすべてのマテリアルには強度とフォントの色を使うがあり、ほとんどのマテリアルには独自のコントロールもあります。ガラスとゼリーでは、次の「ガラス」で説明するコントロールを使います。

ガラス

ガラスは、後ろの動画が動くのに合わせて、その動画をゆがめ、ぼかし、光らせます。ガラスにできるものは3つあります:

  • 字幕のボックス:ボックスとアウトラインでボックスの塗りをガラスにします。
  • 文字:3Dモードで3Dデザインのガラスを選びます。
  • 話している単語のボックス:話している単語 › ボックスでガラスをオンにします。

どれも同じコントロールを表示し、1組の値を共有するので、文字とボックスは常に揃います。まずデザイン(クリア、標準、すりガラス、色付き、レンズ)を選び、次に屈折、曇り、縁の幅、縁の光、色味、色味の強さを調整します。暗い色味にすると、明るい映像の上でも白い文字が読みやすくなります。微調整には、レンズ、色、光、シャドウの残りの設定があります。ガラスのボックスでは、ボックスの色と不透明度の代わりに色味と色味の強さを使います。プリセットのガラスグループには、すぐに使えるバリエーションがあります。

単色とグラデーション

テキスト、話している単語、ボックスの色と、「アニメーション」のいくつかの色には、単色またはグラデーションを使用できます。アウトライン、シャドウ、グロー、縁の色は単色です。グラデーションには、プリセット、カラーストップをドラッグしたりクリックして追加したりできるバー、色を追加、削除、反転、方向、広がりがあります。テキストの色には単語をまたいでつなげるもあり、各単語でグラデーションを繰り返す代わりに、1つのグラデーションを各行全体に広げます。

アニメーション

アニメーションの適用範囲には、動画全体、レイヤー、現在のセグメント、単語があります。「単語」の適用範囲では、タブに登場(いつ表示する?で字幕と同時または話すのに合わせてを設定し、話すのに合わせる場合は単語独自のエフェクトも設定)、話している単語、表示中(ふわふわ、グリッチ、ランダムフォント、文字の揺れ。3Dでは文字の揺れ)が表示されます。ワードスタック、ラインアート、LEDボードのデザインでは、「単語」の適用範囲に登場はありません。

「アニメーション」タブは、字幕が現れてから消えるまでの流れに沿って構成されています。字幕の現れ方、話している単語の目立たせ方、声による強調、表示中の動き、消え方の順です。閉じているセクションには概要が表示され、開いているセクションにはリセット矢印があります。

  • クイックスタート:ワンクリックで登場と退場をまとめて設定します:なし、フェード、1語、スライドアップ、タイプライター、バウンス、ぼかしイン、叩きつけ。3Dでは、ぼかしインと叩きつけの代わりにフリップインと宙返りになります。ラインアートのデザイン、LEDボード、または両端揃えとマーカー以外のワードスタックのスタイルでは、最初のタイルがそのスタイル独自の登場(書き順やスキャン点灯など)になります。なしを選ぶと、タブ全体がリセットされます。
  • 登場:単語をいつ表示する?で、字幕と同時、話すのに合わせて、1つずつのいずれかを選びます。続いて、エフェクトのタイルを1つ以上選びます(ポインタを重ねるとプレビューできます):フェード、スライド、拡大、ポップ、ぼかし、叩きつけ、バウンス、ワイプ、タイプライター、3Dではさらにフリップ、傾き、スピン、宙返り、ズーム。2Dのワードスタックやラインアートのスタイルでは手書きもあります(両端揃えと、もともと単語を書いていくカリグラフィーのデザインでは使用できません)。次に動かす単位で、エフェクトの広がり方を設定します:字幕と同時の場合はまとめて、行、単語、文字、話すのに合わせる場合は単語、行、文字。3Dでは、集結、ふくらむ、飛び込んで揺れるが登場の動きです。飛び込んで揺れるは、集結またはふくらむと重ねて使用できます。テレスコープまたはリピートのスタイルでは、字幕と同時は選べません。
  • 話している単語:話している単語の目立たせ方です:色、ボックス、下線、大きく、グロー、大文字、フォント、黒塗り、シェイク、ウェーブ、グリッチ、ぷるぷる、キラキラ、エコー。色、ボックス、下線、大きく、大文字、フォント、ウェーブ、エコーのカードには話し終えた単語にも残すがあり、話し終えた単語にもその効果を残します(ウェーブの場合は、波打ち続けます)。エコーは、「スタイル」タブのエコースタックの代わりに、話している単語の後ろに色付きのコピーを重ねます。カラー、コピー数、間隔、角度を設定でき、コピーをアニメーションさせることもできます(広がる、順番に、波紋。速さも設定できます)。話している単語のグローは、色、ぼかし、不透明度を「スタイル」タブの単語の周りにグローと共有します。話している単語のボックスには、独自の表示中の動き(パルス、鼓動、呼吸、ぷかぷか、ぐらぐら)があります。話している単語にプリセットを適用は、選んだプリセットのデザインを話している単語に使います。チェックを入れてから、プリセットを適用でプリセットを選びます。3Dのプリセットを選ぶと、2Dの字幕の上で話している単語が3Dで描画されます。この機能は、ワードスタック、ラインアート、LEDボードのデザインや、「単語」の適用範囲では使用できません。3Dでは、黒塗り、シェイク、ウェーブ、グリッチ、キラキラは使用できず、単語の着地時に衝撃の火花と下端を軸にするが加わります。
  • 強調:声、または単語の意味によって単語を選び出します。どの単語?で、強調語は各字幕で最も強く発音された1〜2語、声の大きい単語は設定したレベルより大きな声で話されたすべての単語、重要な単語は声の調子に関係なく各字幕の意味を担う単語です(単語そのものからMac上で判定されます。macOSにモデルがない言語では、声に基づいて判定されます)。感度で選ばれる単語の数を設定します。高くするほど多くの単語が選ばれます。単語の適用範囲では、強調で選択した単語を個別に指定できます。強調するまたは強調しないを選ぶと、声や単語による判定に関係なくその設定になり、自動を選ぶとどの単語?の設定に従います。効果では、ポップ、シェイク、衝撃、2Dではさらに色とマーカーを選べます。2Dでは、声に合わせるに声の大きさでサイズを変える(ラインアートと、両端揃え以外のワードスタックのスタイルでは使用不可)と声に合わせて脈打つがあります。「声に合わせる」は、LEDボードでは使用できません。LEDボードでは、衝撃と色だけを選べます。
  • 表示中:字幕の表示中に繰り返す効果です。エフェクトのタイルを1つ以上選びます(ポインタを重ねるとプレビューできます):動きとして上へ漂う、下へ漂う、ゆらゆら、ぶるぶる、パルス、スローズーム、字幕の後ろにバーがさっと現れるハイライトバー、2Dではさらにふわふわ、グリッチ、シャイン、ランダムフォント、そして文字の揺れ、エコー、衝撃シェイクがあります。ゆらゆらは、左右のロール、前後の傾き、奥行き方向の回転の3つの量を組み合わせます。選んだエフェクトにはそれぞれオプションのカードが表示され、なしを選ぶとすべて解除されます。ランダムフォントは、各行または各単語(行または単語)に、速さで設定した1秒あたりの回数だけ新しいランダムなフォントを適用し続けます。LEDボードや、文字を画像として描画するラインアートのデザインでは使用できません。エコーは、すべての単語に繰り返し再生されるエコースタックを付けます(広がる、順番に、波紋)。オンの間は「スタイル」タブのエコースタックが淡色表示になり、話している単語には引き続き「話している単語」のエコーが代わりに適用されます。
  • 退場:字幕の消え方です。手書き以外は登場と同じエフェクトを使用でき、拡大は縮小になります。3Dでは、集結に対応する爆発と、飛び込んで揺れるに対応する崩れ落ちるも選べます。
  • 字幕フロー:字幕の続き方です。1つずつ、積み重ねる、シェイプから選びます。シェイプでは、単語がリングまたは画面の縁に沿って字幕から字幕へと運ばれます。字幕フローは、動画全体またはレイヤーに対して設定します。積み重ねるには間隔、表示する行数、積み重ねる方向があり、シェイプには回転時間、画面の縁ではさらにスケールがあります。積み重ねた字幕は全体がまとめて登場・退場し、叩きつけ、上へ漂う、下へ漂う、スローズームは使用できません。積み重ねるを選ぶと、すでに選んでいたこれらの効果は解除されます。積み重ねる、または2Dでシェイプを選ぶと、ワードスタックやラインアートのレイアウトはクラシックに戻ります。3Dの登場の動きを使っている場合、シェイプは使用できません。話の間があると積み重ねは終了します。間の部分には何も表示されず、その次の字幕から新しい積み重ねが始まります。
  • 特殊モード:サイコロ、パタパタ、トライビジョン、ボクセルは、字幕を3Dに切り替えて行を置き換えます。LEDボードは2Dの字幕をドットマトリクスの表示に変え、ラインアートのデザインや両端揃え以外のワードスタックのスタイルをクラシックの行に置き換えます。サイコロにはブロックの色と独自の退場転がり去る、パタパタにはタイルの色とフラップの速さ、トライビジョンにはパネル(ポスター、モノクロ、ナイト、カスタム)、回転時間、スラットの時間差があります。ボクセルには、登場にある独自の登場組み立てと、その組み立て時間があります。組み立てをオフにすると単語が最初から完全な形で表示されるので、どの登場のエフェクトでも字幕を登場させられます。3Dの特殊モードがオンの間は、話している単語の色とフォントだけを変更でき、ほかのセクションにはモードをオフにするボタンが表示されます。モードによって3Dに切り替わった字幕は、モードをオフにすると2Dに戻ります。
  • マーカーまたは横スクロール:これらのスタイルを使っているときに表示されます。ペンの引き方(なし、1行あたりの時間を設定できる行ごと、速さを設定できる単語ごとに横断、単語ごとに一気に)と、横スクロールの速さを設定します。

単語を1つずつ表示する場合(登場)、退場と字幕フローは使用できず、代わりに字幕全体を表示が表示されます。これを選ぶと「話すのに合わせて」に切り替わります。

選んだ登場のエフェクトにはそれぞれカードがあり、独自の継続時間、量(スライドとバウンスでは距離。フェード、ワイプ、タイプライターにはありません)、スライドとワイプでは方向を設定できます。ズームにはさらに奥行き、傾きX、傾きYがあります。字幕と同時の場合は、カードに遅延もあり(タイプライターを除く)、登場を字幕の長さに合わせるがオンのときは、継続時間と遅延の代わりに長さスライダが表示されます。退場の微調整には各退場エフェクト独自の設定があり、タイミング(積み重ねるでは使用不可)には、字幕の終了後も次の字幕に重ねて退場を続ける次の字幕に重ねて続けると、次の字幕にどれだけ重なるかを設定する開始の遅れがあります。開始の遅れは、次の字幕に重ねて続けるをオンにするまで淡色表示になります。話の間の前と最後の字幕では、退場は必ず字幕と同時に終わります。字幕と同時の場合、ワイプとタイプライターは字幕全体にわたって進み、ほかのエフェクトは行、単語、文字ごとに進めることもできます。話すのに合わせる場合は、どのエフェクトも単語ごとまたは行ごとに進められます。字幕と同時の場合、登場の微調整にタイミングがあり、字幕の終了後も登場を続けると登場を字幕の長さに合わせるを設定できます。タイプライターのカードには、さらにカーソルを点滅、カーソルの色、カーソルを表示したままにする、高さ、幅、オフセットがあります。

ボックスがある場合、登場の微調整に背景ボックスのオプションがあります。単語をボックス内に収めるや、話すのに合わせる場合の単語の表示に合わせてボックスを広げるとボックスを結合などです。単語を話すのに合わせて表示する場合は、エフェクトを選んでいなくてもこれらのオプションが表示されます。退場の微調整にも、単語をボックス内に収めるとボックスも動かすがあります。

フィルタ

フィルタは字幕だけを変更し、動画は変更しません。動画全体、レイヤー、現在のセグメントの適用範囲で適用できます:

  • シャープ
  • ネオンエッジ
  • エンボス
  • コミック
  • 色収差
  • 明るさのパルス
  • カラーサイクル
  • 彩度
  • 反転
  • 色付け

フィルタを開いて、有効にするのチェックボックス(例:シャープを有効にする)にチェックを入れます。すると、シャープでは量、ネオンエッジでは強度、エンボスでは奥行き、色収差ではオフセット、明るさのパルスでは速さと量、カラーサイクルでは速さ、彩度では彩度、色付けでは色付けの色と強度を設定できます。コミックと反転には設定項目はありません。

字幕にボックスがあり、フィルタがオンのときは、そのフィルタにテキストのみが表示されます。オンにすると、文字にだけフィルタがかかり、ボックスはそのままになります。

開いているフィルタのセクションでリセット矢印を使うと、デフォルトに戻ります。色付けでは、選んだ色付けの色は保持されます。

プリセット

「プリセット」タブには、次のものがあります:

  • 内蔵:25のグループに347種類のプリセットがあります:定番、単語ボックス、背景、カラオケ、カラー、下線、傾いた行、エコー、アウトライン、ワードスタック、インパクト、アニメーション、退場、カラーとネオン、ガラス、レトロとテクスチャ、マーカー、ラインアート、3Dテキスト、3Dスタック、3Dマテリアル、3Dモーション、字幕フロー、単語トリガー、字幕トリガー。各グループには件数が表示され、3Dのプリセットには3Dバッジが付いています。
  • マイプリセット:保存または読み込んだスタイル。

プリセットを検索では、名前でプリセットを検索できます。グループ名を入力すると、そのグループ全体が表示されます。

プリセットのカードをクリックすると、現在の適用範囲にプリセット全体が適用されます。

プリセットを右クリックすると、プリセットを適用、デザインを適用、アニメーションを適用、プリセットを書き出す…を使えます(内蔵のプリセットでも使えます)。自分のプリセットには名称変更…と削除もあり、カードの×をクリックするとすぐに削除されます。

現在のスタイルを保存をクリックすると、プリセット名の入力を求められます。「レイヤー」の適用範囲では、動画全体のスタイルにレイヤーを重ねたスタイルが保存されます。「現在のセグメント」ではそのセグメントのスタイル全体が、「単語」では選択した単語のスタイル全体が保存されます。読み込むでは、複数の.ecpファイルを一度に読み込めます。各プリセットにはファイル名が付けられ、マイプリセットに追加されます。

「現在のセグメント」の適用範囲では、プリセットによってセグメントの個別設定が作成または更新されます。再生ヘッド位置にセグメントがない場合は何も起こりません。「レイヤー」の適用範囲では、プリセットがレイヤーのスタイルになります。「動画全体」でプリセット全体を適用すると、動画はプリセットどおりの見た目になるよう一から設定し直されます。プリセットが動画全体のスタイルを置き換え、すべてのセグメントと単語は独自のスタイルとスタイルレイヤーを失い、レイヤーは削除され、現在のトリガーはプリセット独自のトリガー(「スタイルレイヤー」の「トリガー」を参照)に置き換えられます。Command+Zで元の状態に戻せます。単語トリガーのプリセットでは、長さや字幕内の位置で選ばれた単語が、話すときや表示中に弾んだり、光ったり、動いたりします。字幕トリガーのプリセットでは、字幕1つごと、または数個ごとに字幕のデザインが順番に変わります。左右の位置が入れ替わったり、上部に移動したり、フレーム内を段々に下がったり、書体、サイズ、色、ボックスが変わったり、3Dで逆を向いたりします。各デザインは編集できるスタイルレイヤーです。退場のプリセットは退場を中心に作られています。次の字幕が来ると去っていく字幕、話し終えると去っていく単語・行・文字、一番古い字幕を押し出すスタックなどがあります。「単語」の適用範囲では、プリセットのデザイン(フォント、大文字/小文字、色、テクスチャ、ボックス、アウトライン、シャドウ、グロー、話している単語の設定)が選択した単語に適用されます。字幕全体または行ごとのボックスは、各単語を囲むボックスになります。各単語のサイズはそのままで、使用できるのはプリセットを適用だけです。単語トリガーのプリセットは、どの適用範囲でもデザインを適用します。「単語」の適用範囲では、選択した各単語に、トリガーによって付くはずのデザイン、またはどのトリガーにも当てはまらない場合は最初のデザインが適用されます。「レイヤー」の適用範囲では、レイヤーに最初のデザインが適用されます。「現在のセグメント」では、字幕にプリセットが、単語にはトリガーで選ばれたデザインが適用されます。字幕トリガーのプリセットで字幕が順番にデザインを使うのは「動画全体」の場合だけで、それ以外の適用範囲ではプリセット独自のデザインが適用されます。

アニメーションを適用では、「アニメーション」タブで設定するすべての項目と、明るさのパルスとカラーサイクルのフィルタが適用されます。デザインを適用では、それ以外(「スタイル」タブとそのほかのフィルタ)が適用されます。「動画全体」でどちらかを適用すると、セグメントと単語独自のスタイルからも該当する部分が解除されます。それ以外の設定はそのまま残ります。

内蔵のデザインは、適用先の字幕(「動画全体」ではすべての字幕、「レイヤー」ではそのレイヤーの字幕、「現在のセグメント」ではその1つの字幕)に合わせて、必要に応じてフレームに収まるよう縮小されます。最も長い行がフレームの幅に収まり、字幕の9割(10個未満の場合は中間にあたる字幕)がフレームの高さに収まるように調整されるため、極端に長い字幕が1つあってもほかの字幕は縮小されません。その長い字幕は、代わりにフレームからはみ出すことがあります。拡大されることはありません。また、ワードスタックとラインアートのデザインは、サイズが自動的に調整されます。左上を基準点にしたデザインは、その角から右と下にある領域に収まるように調整されます。

プロジェクトと自動保存

プロジェクトに保存される内容

プロジェクトには、次の内容が保存されます:

  • 字幕のセグメントと単語。
  • 単語のタイミング。
  • 動画全体、スタイルレイヤー、セグメント、単語のスタイル設定。
  • アニメーションとフィルタの設定。
  • スタイルレイヤー、各レイヤーに割り当てられたセグメントと単語、トリガー。
  • 最後の再生位置。
  • ソース動画へのリンク。

ソース動画そのものは、プロジェクトにコピーされません。

自動保存

Easy Caption Proは、字幕、スタイル、レイヤーを最後に変更してから約2秒後に自動的に保存します。素早い入力やスライダの連続操作は、まとめて1回の保存になります。

次の操作をしたときにも保存されます:

  • プロジェクト一覧に戻る。
  • ウインドウを閉じる。
  • アプリを終了する。

書き出しや文字起こしの実行中にアプリを終了しようとすると、処理が中止されるため、先に確認のメッセージ(Easy Caption Proを終了しますか?)が表示されます。

ウインドウを閉じるとプロジェクトは保存されますが、アプリは実行されたままです。書き出しや文字起こしの実行中は、ウインドウを閉じると処理が中止されるため、先に確認のメッセージ(このウインドウを閉じますか?)が表示されます。新しいウインドウを開くには、Dockのアイコンをクリックします。ユーザガイドが開いている場合も同様です。

保存に失敗すると、ウインドウの下部にバナーが表示されます。エラーの内容を確認してから、閉じるをクリックしてください。

ホームに戻る

ツールバーのホーム(家のアイコン)をクリックするか、ファイル>プロジェクトを表示(Shift+Command+P)を選択すると、次の処理が行われます:

  1. 書き出しや文字起こしの実行中は、先に確認のメッセージ(このプロジェクトを閉じますか?)を表示します。キャンセルをクリックすると、プロジェクトに残ります。
  2. 再生を一時停止し、スクリプトエディタを閉じます。入力した内容は保持されます。
  3. 実行中の書き出しや文字起こしを中止します。
  4. 現在のプロジェクトを保存して閉じます。
  5. フローティングパネルをウインドウにドッキングし直します。
  6. ホーム画面に戻ります。

次のプロジェクトは、前のプロジェクトの設定を引き継がず、まっさらなエディタで始まります。プロジェクトを開いた状態で別のファイルを開いた場合も、ファイルが開く前にこれらの処理がすべて行われます。

プロジェクトファイルの書き出しと読み込み

ホーム画面でプロジェクトを右クリックし、プロジェクトを書き出す…を選択すると、.ecpProjファイルが作成されます。ファイルを書き込めなかった場合は、その理由が警告で表示されます。

.ecpProjファイルを開くと、そのコピーがプロジェクトに追加されます。変更はファイルではなくそのコピーに保存されるため、更新した内容を共有するには、もう一度書き出してください。同じファイルを2回開くと、コピーが2つ追加されます。ファイルには動画そのものではなく動画へのリンクが含まれているため、ほかのMacでは通常、動画の場所を指定するよう求められます。.ecpProjファイルを読み込めない場合や、このバージョンでは開けないプロジェクトの場合は、「…」を開けませんという警告でその理由が表示され、何も追加されません。

Finderで.ecpProjファイルを選択してスペースバーを押すと、名前、サイズ、字幕のセグメント数、最終更新日を確認できます。.ecpプリセットファイルも同じようにプレビューできますが、セグメント数は表示されません。

書き出し

ツールバーの書き出しメニュー(共有アイコン)には、フォーマットと解像度、字幕付きで書き出す、字幕のみを書き出すサブメニュー、そして書き出し中は書き出しをキャンセルがあります。メインウインドウを開くたびに、フォーマットはHEVC 高画質、解像度はソースに合わせるに戻ります。解像度には動画のサイズが表示されます(例:ソースに合わせる(1920×1080))。

フォーマット

  • ProRes 422 — MOV
  • HEVC 高画質 — MOV
  • HEVC 中画質 — MOV
  • H.264 高画質 — MP4
  • H.264 中画質 — MP4

解像度

  • ソースに合わせる:書き出すコンポジションをソースのサイズに合わせます。
  • 1080p:短辺が1080ピクセルになるように動画を拡大または縮小します。横長の動画では1920×1080、縦長の動画では1080×1920になります。
  • 4K:同様に、短辺が2160ピクセルになるようにします。3840×2160または2160×3840になります。

拡大・縮小しても縦横比は保たれ、字幕もフレームに合わせて拡大・縮小されます。各辺のピクセル数は偶数に丸められます。

HEVC 中画質とH.264 中画質では、Appleの1920×1080の書き出しプリセットが使われます。書き出すフレームがそれより大きい場合(4Kの場合や、ソースが大きいときのソースに合わせるの場合)は、高画質のフォーマットと同じように最高品質のプリセットが使われるため、フレームのサイズは保たれます。

字幕付きで書き出す

字幕付きで書き出すを選ぶと、字幕、アニメーション、フィルタ、2D/3Dの効果、スタイルレイヤーがソース動画に重ねてレンダリングされます。ソースのオーディオはそのまま残ります。映像が音声より少し遅れて始まる動画では、映像が始まるまで最初のフレームが表示されたままになります。

提案されるファイル名は次のとおりです:

プロジェクト名 Captioned.拡張子

ソース動画を上書きすることはできません。ソース動画を選ぶと、「別の書き出しファイル名を選んでください。ソース動画は上書きできません。」と表示されます。ほかの既存のファイルを選んだ場合は、新しい書き出しが完了した時点でそのファイルが置き換えられます。キャンセルした場合や書き出しに失敗した場合、元のファイルはそのまま残ります。外部ディスクなど別のドライブでは、書き出しを開始した時点で元のファイルが削除されます。

字幕のみの書き出し

字幕のみを書き出すサブメニューには、次の項目があります:

  • グリーンバック
  • ブルーバック
  • 透過(ProRes 4444)

グリーンバックとブルーバックの書き出しでは選択したフォーマットが使われ、H.264のフォーマットでもQuickTimeの.movファイルとして書き出されます。透過書き出しでは、透明度を保つために常にProRes 4444が使われます。字幕のみの書き出しでは、ソース動画の長さ、タイミング、オーディオが使われ、解像度の設定に従い、映像は選んだ色または透明に置き換えられます。保存パネルではプロジェクト名 Captions Only.movというファイル名が提案されます。後ろの動画が必要な後ろの動画を変えるは、字幕のみの書き出しには含まれません。ぼかしやガラスのボックスとハイライト、およびガラスなど動画を映し込んだり透かして見せたりするマテリアルの3D文字は、ソース動画が透けて見える状態で焼き込まれます。同じ動画の上に、同じ位置とタイミングで重ねたときにだけ一致します。下の動画を移動、拡大縮小、速度変更、色調整すると、ずれが目立ちます。

書き出し中

書き出し中は、プレビューが書き出しの処理を妨げないように再生が一時停止し、書き出しが終わるまでMacはスリープしません。動画を書き出し中パネルには、進行状況がパーセントで表示されます。中止するには、パネルのキャンセルか、メニューの書き出しをキャンセルをクリックします。未完成のファイルは残りません。書き出し中も編集を続けられます。書き出しには、開始した時点の字幕、スタイル、スタイルレイヤーが使われます。ホームに戻る、別のファイルを開く、ウインドウを閉じる、アプリを終了する操作をすると書き出しが中止されるため、先に確認のメッセージが表示されます。書き出しが完了するかキャンセルされると、ビューアの表示が再び更新されます。再生は一時停止したままです。

書き出しが完了すると、パネルに書き出しが完了しましたとファイル名が表示されます。ファイルを確認するにはFinderで表示を、パネルを閉じるには完了をクリックします。失敗した場合は、ウインドウの下部にバナーが表示され、理由が示されます(通常は「書き出しに失敗しました:」で始まります)。閉じるには閉じるをクリックします。

アプリの設定

ツールバーの右端にある歯車をクリックすると、設定のポップオーバーが開きます(「設定」のメニュー項目はありません)。

  • テーマカラーで色見本(ブルー、パープル、バイオレット、レッド、オレンジ、ゴールド、グリーン、ティール、シアン、ノワール、シルバー)をクリックするか、色相と明度のスライダをドラッグします。色はすぐに、アプリ全体とDockのアイコンに適用されます。
  • タイムラインのヒントを表示:上半分での選択と下半分でのスクラブを説明するヒントです。オフにするとヒントのテキストは消えますが、タイムラインの動作は変わりません。
  • ようこそメッセージを表示:アプリを開くたびに、ホーム画面にようこそカードを表示します。カードから表示をオフにするには、今後表示しないにチェックを入れてはじめるをクリックします。

「ヘルプ」メニュー

ヘルプ>Easy Caption Proユーザガイド(Command+?)を選ぶと、このガイドが専用のウインドウで開きます。ウインドウには章の一覧とドキュメントを検索フィールドがあります。

ヘルプ>フィードバックを送信…を選ぶと、support@easycaptionpro.com宛てのメールが作成され、アプリとmacOSのバージョンがあらかじめ入力されます。ファイルは何も添付されません。メールアプリが設定されていない場合は、代わりにアドレスがクリップボードにコピーされます。

キーボードショートカット

ショートカット操作
Command+O動画またはプロジェクトを開く
Shift+Command+Pファイル>プロジェクトを表示:プロジェクトを閉じてホーム画面に戻る
スペースバー再生または一時停止(テキストの編集中を除く)
Command+=またはCommand++ビューアを拡大
Command+-ビューアを縮小
Command+0ビューアの拡大率と表示位置をリセット
Command+Z取り消す
Shift+Command+Zやり直す
Command+?ユーザガイドを開く
Command+Fスクリプトエディタの検索と置換を表示/非表示
Command+G次の一致箇所へ移動(検索と置換を開いているとき)
Shift+Command+G前の一致箇所へ移動(検索と置換を開いているとき)
Returnキー動画上で入力し直している単語を保存
Escキー動画上での入力し直しをキャンセル
回転中にShiftキー字幕を15°刻みで回転

文字起こしの設定画面も、macOSの標準操作に対応しています。Returnキーを押すとメインの文字起こしボタンが実行され、Escキーを押すと設定画面がキャンセルされます。

トラブルシューティング

動画が開かない

ファイルがこのMacで再生できる動画ではない場合は、「このMacで再生できる動画ではありません。」という警告が表示され、プロジェクトは作成されません。開いていたプロジェクトは開いたままです。まだiCloudにある動画は、ダウンロードされるまでファイルの種類だけで確認されます。そのため、ダウンロード後に再生できなかった場合でもプロジェクトは追加されます。キャンセルをクリックして、そのプロジェクトを削除してください。

動画の場所を指定するよう求められる

プロジェクトが動画を見つけられない状態です。ファイルが削除された、ドライブが接続されていない、またはプロジェクトがほかのMacから来たものである可能性があります。ファイルを探す…をクリックして、元の動画を選択してください。

初回の文字起こしに時間がかかる

モデルの準備中または読み込み中です。その間、進行状況パネルにはウォームアップ中…とモデルをウォームアップ中…が表示され、初回は終わり近くにタイミングモデルを読み込み中…も表示されることがあります。Macで各モデルを初めて使うときと、macOSのアップデート後に初めて使うときに最も時間がかかります。「中」と「大」を頻繁に切り替える場合は、切り替え時にモデルをメモリに保持をオンにしてください。「初回はモデルをメモリに読み込むため、時間がかかります。」という注意書きは毎回の文字起こしで表示されますが、時間がかかるのは各モデルの初回だけです。

音声が検出されなかったと表示される

「Whisperで音声が検出されませんでした。」というメッセージが表示されます。 動画に聞き取れる音声トラックがあること、正しいファイルを開いたことを確認してください。聞き取りにくい音声の場合は「大」モデルを試すか、音声がはっきりしている短い範囲を選択して文字起こしし直してください。

一部の単語が抜けている

タイムラインでその部分を選択して右クリックし、選択したオーディオを文字起こしし直すを選択します。モデルをより正確な大(最高品質)に設定し、選択範囲を文字起こしをクリックします。変わるのは選択した部分だけで、ほかの編集はそのまま残ります。

文字起こしが終わっても字幕がない

音楽や効果音だけのオーディオでは、エラーが出ずに字幕のないまま終わることがあります。効果音のラベルを含めるがオンでない限り効果音のラベルは削除されるため、字幕にするものが何も残らない場合があります。

文字起こしがエラーで止まる

  • 「iCloudから動画をダウンロードできませんでした。接続を確認して、もう一度お試しください。」:動画がiCloudにのみ保存されていて、先にダウンロードする必要があります。インターネット接続を確認するか、Finderでファイルをダウンロードしてから、もう一度お試しください。
  • 「動画にオーディオトラックが見つかりません」:ファイルに文字起こしできる音声がありません。

字幕が音声とずれている

  • 字幕エディタで、単語の開始と終了のフィールドを調整します。
  • タイムラインで、単語のタイミングハンドルをドラッグします。
  • 該当する範囲を選択して、選択したオーディオを文字起こしし直すを使います。

選択した単語を結合できない

単語を結合は、2つ以上の単語を選択していて、そのすべてが同じセグメント内にある場合にのみ表示されます。単語が複数のセグメントにまたがっている場合は、新規セグメントを作成を選んで1つのセグメントにまとめてから、もう一度選択して単語を結合を選びます。

フォントや色の変更が反映されない

次の点を確認してください:

  • 動画全体、現在のセグメント、単語のどれが選択されているか。
  • レイヤーが選択されていないか、またはセグメントが同じ値を設定しているスタイルレイヤーに割り当てられていないか。
  • 単語やセグメントに、優先順位の高い個別設定がすでにないか。
  • 「アニメーション」の話している単語や話し終えた単語の効果が、基本のフォントや色を置き換えていないか。

選択した内容に再び上位のスタイルを継承させたい場合は、動画全体に戻す(セグメントがレイヤーに割り当てられている場合はレイヤー名が付きます)、「単語」の適用範囲では現在のセグメントに戻す、または動画全体のスタイルに戻すを使います。

フィルタの「テキストのみ」オプションが表示されない

テキストのみは、そのフィルタがオンで、字幕にボックスがある場合(ボックスとアウトライン › ボックスがなし以外の場合)にのみ表示されます。

プレビュー再生が重い

再生品質を1/2、1/3、1/4に下げてください。最終的な書き出しの解像度を変えずに、プレビューの処理を軽くできます。

書き出しができない

字幕付きで書き出すには、次の条件が必要です:

  • 動画が読み込まれていること。
  • 字幕が1つ以上あること。
  • ほかの書き出しが実行中でないこと。

字幕のみを書き出すにも、同じ3つの条件が必要です。

透過書き出しでソース動画が表示されない

これは仕様です。透過(ProRes 4444)では、字幕のレイヤーだけが透明度付きで書き出されます。ソース動画に字幕を焼き込むには、字幕付きで書き出すを使います。ぼかしやガラスのボックスとハイライト、およびガラスなど動画を映し込んだり透かして見せたりするマテリアルの3D文字には、引き続きソース動画が焼き込まれて映ります。

プロジェクトを保存できない

「プロジェクトを保存できませんでした:」というバナーが理由とともに表示されます。Macに空き容量があること、アプリがプロジェクトフォルダ(~/Library/Containers/com.easycaptionpro.app/Data/Library/Application Support/EasyCaptionPro/projects)に書き込めることを確認してください。問題を解決する間はアプリを開いたままにしておくと、その後の変更や終了時にもう一度保存が試みられます。